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自然療法の考え方を育児に活用する方法 『育児は育自~ストレスフリーな育児を目指して~』より

※この記事は過去ブログでアップしたものを一部訂正したものです。(初稿2012年10月)

 

 

こちらの記事は、2012年10月5日に子宮美人の会主催で開催された
『育児は「育自」~ストレスフリーな育児を目指して~』において、
「育児の中にどのように自然療法を活用させていくか」ということをテーマに講演させていただいたものをまとめたものです。

(イベントの感想はこちら)
http://ameblo.jp/nijinohanakotoba/entry-11377760913.html
http://ameblo.jp/nijinohanakotoba/entry-11398242502.html

(講演の様子)


育児ではなくとも、人と関わり、「人を育てていく」というシチュエーションは誰にでもあるものだと感じています。
そういった状況の中で「自分を育てていく」という視点を持つヒントにしていただけることをお話しました。
育児をしている方だけでなく、たくさんの人に聞いていただきたい内容です。
お時間のある時にお読みください。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

「育児は育自」という言葉を、みなさんは耳にしたことがあるでしょうか。

私が初めて聞いたのは子供を産んだ時です。
中学時代からお世話になっている大切な恩師から贈られた言葉でした。

当時は今のような仕事も、こういうことを学ぶことすらしておらず、「へえ~そうなんだ」というくらいの思いしかありませんでしたが、今は本当にそうなんだなということを痛感しています。

育児をしていると様々な困難に直面します。
子供が不安定だったり、お母さん自身がストレスをためてしまったり、どうしていいかわからない時もあると思います。

私は自然療法家で、ご相談をお受けすることを仕事にしているので、
そういう時に「困ったときは相談に来てください」と言ってしまうのは簡単なのですが…
安易にそのように言いたくはないのです。

自然療法は体に負担のないやり方でストレスをリリースしていくことのできるとても良い方法です。
でも、ただ「楽になりたい」ためだけに相談に来られて、レメディーやフラワーエッセンスを飲んでも、本当の意味での解決になりません。

これは育児に限らず、どんな悩みでも言えることです。
それでは対処療法としてお薬を飲んでいるのと変わらなくなってしまいます。
もちろん自然療法のものはお薬のように抑え込む作用はありませんから、その部分では良いかもしれませんが、自分の身に起きていることを理解し、根本的な原因を改善していく姿勢がなければ、ただその場をしのぐだけのアイテムになってしまい、本当の意味で受けられる恩恵を手にできません。

皆さん一人一人が、ものの見方や考え方を変えていき、日々の中で自分自身がより良い状態でいられるようになることこそが大事であり、それをレメディーやフラワーエッセンスがなくても、皆さん自身が自分の力でできるようになること、それが私が目指していることです。

そのために必要なのは、レメディーやフラワーエッセンスそのものではなく、
自然療法が持っている「物事に対する考え方」「体や心、病気に対する考え方」を、
知ってもらうことだと感じています。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

私たち自然療法家は、何か問題が起きた時、少し別の視点から物事を考えるということをします。
出来事そのものにとらわれず、その背景にあるものを探ります。
そして、時間的にも、現象としても、すべてのことを「つながっているもの」として捉えます。

例えばかんしゃくや暴力、自暴自棄になって暴れるなどの問題行動のあるお子さんの相談を受けた場合に、まず考えなければならないのは、
「どうやってやめさせるか」
ではなく、
「本当の問題はどこにあるか?」
ということです。

「子供の問題は、子供自身の問題ではないのかもしれない」
ということに意識を向けなければなりません。


子供は究極の鏡です。
そして、子供が小さければ小さいほど、お母さんやお父さんとエネルギーを共有しています。
お腹にいた時は一心同体ですが、生まれて肉体が別々になっても、すぐにエネルギーまでがセパレートするわけではないのです。
ご両親が意識の根底で持っている考え方や意識は、そのまま子供に「移動」し、「擦り込まれる」と言っても過言ではありません。
口に出して言った言葉だけがその子に植え付けられるのではないのです。

お母さんやお父さんが
「この子はダメなんじゃないか」
「この子は周りの子に比べて発達が遅い、
 できないことが多い、コミュニケーション能力がない(などなど)」
「この子はみんなについていけないんじゃないか。学校に上がった時に大丈夫だろうか」

あるいは
「いい子でなければいけない」
「優等生が良い」
「勉強ができないと困ったことになる」

そういう思いを持っていたとすれば、
それは無言のうちに子供に刷り込まれてしまいます。
でもその想いにすべてポジティブに応えられる子供はいません。
その結果、その子は言いようのない「自己否定感」や「自信のなさ」を持つことになります。

そういうものが、子供の実際の行動に影響を与えています。
つまり、ケアをするべきはその子の根底にある「自己否定感」や「自信のなさ」なのです。

それを解決するためにまず必要なのは、意識の根底に
「ありのままで、そのままで自分はOKなんだ」という想いを根付かせることです。

でもその想いを子供に根付かせるためには、
親であるお母さんお父さんが、まずその想いを持てるようにならなければなりません。

もちろん意識の上では「持っている」と思っている場合もありますが、
心の奥深くでは、実際には「この子はありのままで大丈夫、OK」という想いを持てていない場合、口先だけで「あなたは大丈夫」といくら言ったとしても、それは伝わりません。
子供の反応は、親が自分を見つめる時よりも正直なのです。

そしてもう一つ、よくありがちなのは、
「できた」ことを褒める材料にしている、というパターンです。

もちろん、何かができるようになった時に褒めてあげることはとても大事なことです。
でも、「できたこと」だけを褒める材料にしてしまっているのだとしたら、大きな影響を及ぼすことになります。

もし、「できたこと」だけを褒める材料にしてしまっている状況があったとすると、
子供は「できた」という事実がないと自分自身を認められなくなります。
なぜかと言えば、親の意識の中でそういうルールになってしまっているからです。

そうなると、「できない」自分は「ダメ」ということになり、認めることができません。
子供は親に褒めてもらって認めてもらおうと必死で頑張りますが、その頑張りも、
「結果が出なければ認めてもらえない」という想いから出てくる行動になってしまいます。

両親に認めてもらえるかどうかというのは、子供にとっては大きな大きな問題です。
でも、何かができた時だけ褒めるということをしてしまうと、
できないことがあった時、その度に「認めてもらえない」という想いが募るので、
それが自信のなさや自己否定感につながってしまいます。
そして結果を求めて無理にがんばるようになってしまい、
結果が得られても「これでもダメなんじゃないか」という不安が募るようになります。
こういうことが続くと子供は見えないところでバランスを崩してしまいます。
表面に現れた時には、簡単には解決できない状況になっていることも少なくありません。

残念ですが、こういう育てられ方をして大人になった人はたくさんいます。
(皆さんの周りにもいると思います…)
そしてそういう大人が親になった時、その思いを抱えたまま育児をすると、同じことを繰り返すことになってしまいます。

できたことを褒めるには、
できなかったとしてもOK、つまり「ありのままの自分でOK」という根底の意識がなければなりません。

その想いを、子供に対してだけでなく、親の側が自分自身に対して持つことが大事なのです。

子供の行動・反応は、まずお母さんお父さんが自分自身の中にある想いに気づく必要があるということを映し出してくれているのです。

だから子供は「究極の鏡」なのです。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

子供に何かがあると、お母さんたちは子供の状態をなんとかしようとやっきになります。
病気でも、情緒不安定でも、なんでもそうです。

でも実際には、先にケアをするべきはお母さん自身です。
お母さん自身に問題があるケースほど、「子供がこうでああで困っている」とお母さんは主張します。
自分のことは見たくないし、自分の状態を子供が反映しているとは、わからないからです。

でも、お母さんが元気で、エネルギーがあって、余裕があったら、大抵の問題は問題ではなくなります。
問題にうまく対処できるエネルギーと思考力があるからです。
でも、そうであれば、当然ですが子供だけをケアしても良くならないのです。
鏡に映っている姿を変えようとしても、鏡の像が先に変わることはありません。
だから私は、お子さんの問題でホメオパシーのご相談に来たお母さんには親子セッションを勧めています。
お母さんがまず健康になることが何よりも大切だからです。


一番大事なのはお母さんが元気になること。
お母さんが自分を「自己肯定」でき、自分はありのままでいいんだという想いを持てるようになると、子供に対してもそういう想いで接することができるようになります。
エネルギーが変われば、口に出して言わずとも子供の状態は自然と変わっていきます。
子供が自分自身をありのままでいいんだと思えるようになります。
感情を抑えることなく、自由に表現できるようになります。

子供の頃にどれだけその部分を培えるか。
これが思春期になってから大きく影響してくることになります。

思春期になってから子供が問題を起こすのはなぜでしょう?
派手な反抗期はなぜ起こるのでしょうか。

これは小さい頃に抑圧された感情や、植え付けられた自己否定感が関係しています。
思春期になってエネルギーが上がると、小さい頃に抑圧されていたものを外側に表現できるようになり、爆発するので一気に問題が吹き上がります。

昨今ではいじめが大きく取り上げられていますが、いじめる子も、いじめられる子も、心の奥にはどちらも同じ問題を抱えています。
暴れる子も登校拒否の子も、いじめる子もいじめられる子も、その表現方法が異なるだけなのです。
ただ「いじめることはダメだ」と言ったり、暴れるのはダメだと行動を抑圧しても、何も解決しません。
蓄積されたストレスと深い部分に植え付けられた自己イメージ、世界観が大きく影響しているからです。

だからこそ、小さい頃の精神感情面のケアがとても大事なのです。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

では、育児をしているお母さんは、まず何をすればいいのでしょうか。

それは、勉強させることでもなければ、しつけをすごく頑張ることでもないし、手の込んだお料理を毎日作ることでもありません。

自分の想い通りに子供を動かそう、言うことを聞かせよう、早く何とかしようとするのではなく、まずゆっくりと子どもと向き合うことです。
もっとコミュニケーションを取って、自分の気持ちも伝えて、子供の気持ちも理解できるようにさせてあげることです。

簡単に言えば、
「本当に必要なことに対して十分に手をかけるようにする」
ということです。
一見ストレスフリーな育児とはかけ離れたように思えるかもしれませんが、ストレスフリーな育児は手間を省く育児ではありません。
長期的に考えて、本当の意味でお母さんも子供もストレスフリーで育って行けるようになることです。

でも、これはお母さんにエネルギーがなければできません。
自分が弱っていたら、その余裕なんてありませんよね…。
「早く手が離れて欲しい」「早くひとりでやるようになって欲しい」と思ったり、そうかと思えば心配や不安のあまりすごく手をかけていたのに、急に「もう大きいんだから一人でやりなさい」なんて言ったりします。

でも、本当は「徐々に」手を放していってあげることが大事です。
少しずつやらせたり、できるようになることを「待つ」ことが必要になります。
でもやっぱり、それができるようになるためには、「お母さんが元気で良い精神状態でいること
が不可欠なのです。

もし子供に本当に問題があると感じたら。
どこかに相談に行くことはそれはそれで大事なことでしょう。
病院だけでなく、私たちのような自然療法も助けになりますから、それも1つの手段です。
でも、それだけで十分なのではなく、
自分のやり方や、エネルギーの注ぎ方を少し見直す必要があるし、子供の状態は何よりもそれを教えてくれているのだということに気づかなければなりません。

実際に困ったことが起きてから子供に原因を押し付けないためにも、本当に必要なことをサポートしてあげることが大切です。

小学校に上がってもまだまだお母さんの手やサポートが必要な子もたくさんいます。
(うちの息子もそうでした。)
でもそれを、「もう1年生なんだから」ということで無理に周りと同じようにやれるようにと急いで促してしまうと、その子にとっては大きな負担になります。
感情的にも不必要に抑圧されてしまいます。
その影響は、すぐに表れるとは限りませんし、どういう形で現れるかもわかりません。
精神感情面の抑圧は、病気の大きな原因となるのです。

必要なことは一人一人違います。
自分の考え方の「枠」にはめずに、その子のスピードとカラーを尊重してあげることが、長い目で見た時に一番の近道になります。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

お母さんがストレスフリーで育児をするために大事なことは、

 「子供のありのままを認めてあげること」

簡単に言えば、それだけです。
理由をつけてその子を認めるのではなく、
できてもできなくても、そのままでいいという想いを持つことです。

そのためには、まずお母さん自身が「自分のありのままを認めること」です。

「自分が良いお母さんでいようとするのをやめて、
 できてもできなくてもそのままでOKだと思えるようになること」が大切です。

自分が成長していかなければ、それはできるようにはなりません。
だから、育児は「育自」のプロセスなのです。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

◆◇◆ 実際にトライできること ◆◇◆

【お母さんが、自分自身に対してやれること】
・ありのままを認める
・できなくても責めない
・ホメすぎない、「できた」ことを褒める材料にしない
・「自分はダメなんだ」と思わないで、「自分はOKなんだ」という思いを持つ


【その上でやれるようになると良いこと】
 ・大きな視点を持つ
   目の前に起きていることだけを見て物事を判断しない。
 ・子供が表現していることの裏には、何かメッセージがあることを知る
   好き嫌い、かんしゃく、言うことを聞かない、病気がち、
   みんなメッセージであるということを知る。
 ・メッセージを見つけたら根本的な部分を修正する
 ・自分を責めない
   修正点を見つけたら、ただそれを「そうだったんだ」と認めるだけ。
 ・その場ですぐに解決できないこと、よくわからないことは
  「泳がせておく」強さを持つ

これらのことができるようになるためには、お母さんが自分自身の日々のケアを第一優先することが大切です。
これはわがままでもなんでもありません。自分勝手とは違うことなのです。

子供のために、そして子供の個性を尊重した意気地ができるようになるために、
お母さん自身が自分が自分を好きでいること、
自分を肯定できるようになること、健康でいることが第一です。

【お母さん自身が日々でできるケア】
 ・お風呂にゆっくり入る(日々のリセットはとても大切です)
 ・色々なストレスリリース法を実践する(運動、呼吸法、いろいろあります)
 ・自分の好きなことをやる時間を作る
   ↓
  それでも解決できないなら、専門家に相談する。

【子供に対してできること】
 ・子供の目を見て、できる限り肯定文で話す
   脳は否定形を認識しません。
   「○○しないと××できない」ではなく、
   「○○したら、××できるよ」と肯定的な言い方で話しましょう。
   「転ばないで」→「気をつけて歩いてね」など、
   「○○しないで」という言い方ではなく、「△△してね」という言い方に変えましょう。
 ・その子のプロセスを尊重する
   慌てない
   「こうでなければ」というフレームを作らない
 ・譲れない時は冷静に、強い態度で臨む
   ヒステリックにはならないこと


育児をしていれば、もちろんしつけをしなければなりません。
時には叱らなければならないこともあります。
私たちも人間ですから、自分が機嫌が悪くて当たってしまう時もあるでしょう。
それはそれ。それでいいのです。そういうことがあってもそれ自体を責めないこと。
私たちは聖人ではありません。
誰でもあることですから、反省して次に活かすことが大事です。
良くないのは、その後に「だから私はダメなお母さん、ダメな人間」という想いを抱き続けることです。    
そういう想いが、子供に伝わってしまうからです。   
 
だからこそ必要なのは、
ベースの部分で自分と子どものありのままをOKだと認めることだけなのです。

育児は「自分を知り、自分を好きになるためのプロセス」です。
子供はお母さんにメッセージを持ってきます。
「自分を好きになって。自分をいたわって。それが一番、大事なこと」
子供はそれを教えてくれているのです。

自然療法は、無理のない形でストレスをリリースして、
自分を元気にしていくことのできる方法をたくさん持っています。
困った時には、どうぞご相談にいらしてください。
でもきっと、まず皆さん自身がやれることがたくさんあるはずです。
自然療法は、「その考え方」だけでもたくさん役に立つことがあり、活用できる部分があります。

どうか参考にしていただき、
まず自分自身が自分らしく、元気に生きていけるように「育児」を「育自」に活用してください。

それが結果として、子供のためになり、ストレスフリーな育児につながって行くことと思います。

 

 
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※イベント主催「子宮美人の会」について
 「子宮美人の会」は、
 子宮から始まる素晴らしい人生をより豊かに、軽やかに生きていくために、
 ヒントや知恵や気づきになるようなイベントを開催したり、情報発信をしていこう、
 という意図の元に結成されたグループです。

発起人:三宅さおり
プロデューサー:井上紗由美
スペシャリスト:赤石裕子



三宅さおりさんのリンク
http://ameblo.jp/nijinohanakotoba/

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