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魔法使いの掟・・・?

(この記事はセラピスト・ヒーラーをされている人向けのお話です。)


みなさんは、魔法使いはお好きですか?

魔法使いっていいな、と思ったことのある方、実際にはたくさんいらっしゃると思います。

確かに、便利に見えますよね。
素直に言えば、ある種の超能力を身につけたいと思っている方は、たくさんいると思います。

特にセラピストやヒーラーは、いわゆる魔法使いのような、
「ヒーリング能力」やサイキック能力、「見えないものを感じる力」「先を見通せる力」を、喉から手が出るほど欲しがります。

ヒーラーであれば、実際には殆どの方が、少なからず「能力が欲しい」と思っていると思います。
沢山の人が癒しの職業に就きたかったり、
いわゆる「ヒーリング能力」というものを身につけたいという想いがあるので、
能力を開発したりするスクールもたくさんあり、そこに通う人もたくさんいますね。
(それが悪いと言っているわけではありません)


さて、なぜそういう力が欲しいのでしょう?
実は、それがあると、「(ヒーラーとしての)腕が良くなる」とどこかで思っているからです (笑)
そしてそれによってたくさんの人を「癒したり助けたり」することができ、結果として自分はヒーラーとして「成功できる」と思っている。

でも、残念ですがこれはすべてヒーラーの持っているエゴです。
「もっと能力が欲しい」と思っている人のほとんどが、心の奥では自分のプライドや自己満足を求めています。
でも、「人を癒すために必要なのだ」という名目がありますので、そういうエゴは上手に隠すことができてしまいます。

便利ですね(笑)

実際には、「持っている」ことで、
心の奥では人よりも秀でているというプライドを持ってしまい、
やがてはボタンをはき違えてしまうヒーラーさんもたくさんいます。

能力を持っていても使いこなせない人もいるし、上手に押し隠したエゴのためにそのパワーを利用する人もいます。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

一方で、そういったものの危険性や大変さを、どれくらいの人が理解しているでしょうか。
どれくらいの人が、本当の意味で「それを使うものとしての覚悟」ができているでしょうか。

「魔法使いになりたい」と言うような人がいる度に、
あるいはそういった能力の「便利なところ、良いところ」しか見ていない人を見る度に、私はそう感じています。

「魔法使い」の本当の大変さを知っていながら、それでも魔法使いになりたい人(そのパワーを求める人)は、相当の覚悟がある人です。
実際には、殆どの人は、本当の苦労を知りません。
もちろん、ちゃんと熟知した上でさらに磨きをかけ、それを使う人生を受け入れている人もいますし、一般的にはその苦労は知らないでいられるならその方が良いかもしれないとも言えると思いますが…。

本当の意味で「持たされた」人は、自分のエゴのためにそれを使うことはできません。
そして大抵の場合、持っていることを受け入れるのに相当の苦労を経験します。

「魔法使いだったら便利だな」
これは、都合の良い時に都合よく使えると思うからこそ、出てくる言葉です。
実際には自分のエゴのためになど使うこともできず、いかにそのエゴを削ぎ落すかという学びを経験し続けなければならず、
よほど精進しないと暴走し、周りに迷惑をかけるだけでなく自分もその強力なパワーによって押しつぶされかねない、
自分が壊れてしまいかねないようなエネルギーだとしたら…、
それでも本当に魔法使いの力が欲しいと思う人がどれくらいいるでしょうか。

悪用ももちろんできません。
それは、「悪用をしない」ということだけでなく、「そもそもそういう使い方を考えもしない」ということも含まれます。
それはつまり、モラルレベル・倫理観のレベルが高いということです。
モラルが低ければ、悪用を悪用と思わずに、当然のこととして行います。
実際には悪用に近い使い方でも、「良いことをしている」と勘違いしている場合もあります。
実際には、悪気がないのが一番たちが悪いのです。

そして、大きなパワーであればあるほど、その力に飲み込まれそうになる状況も存在します。
映画の『ロードオブザリング』にもありましたね。まさにあの状況です。

もしエゴによってパワーを使うようなことがあれば・・・、その報いはすべて自分に返ってきます。
もちろん、一時はそれでも使えるかもしれませんし、自分の思い通りに物事を動かせ、満足できるかもしれません。
でも、結果として非常に大きなカルマとなって、後々まで背負って行かなければならなくなります。
それはこの人生だけで精算できるとは限りません。

こういう使い方をしてしまった場合、途中でその能力が失われる人もたくさんいます。
ある意味その方が幸せかもしれません。
それ以上のカルマを増やさずに済むからです。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

さて。
「そんなことを言われても、私は能力などないから平気」、と思っているあなた・・・
セラピストやヒーラーをしているなら、残念ながらそういう言い訳は成り立ちません。
少なくとも、人を癒すスキルを学んでいるではありませんか。
そして、それを使って人に働きかけているではありませんか。
それは、こういうお仕事をしていない人よりもある種のパワー(能力)を持っているのと同じなのです。
もしそれを使うなら、使って誰かのために役立ちたいなら、
本当の意味での「使い方」を心得る必要があると、私は感じています。
そうでなければ、そのパワーを押し付けたり、望まれていないところで使ったり、
それを使って誰かをコントロールするということが簡単に起こりうるからです。


だからこそ、こんなことを書いています。
以前からずっと、とてもとても大事なことであると感じていたからです。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

私たちが今いるこの世界は、決まりや制限がないと暴走してしまう世界です。

本来は、言うまでもないような当然のモラルであるはずのものが、制限をされないと守れない、というのはどういうことでしょうか。

それは、それだけこの世界がまだモラルと意識の低い世界、
自分勝手なエゴが渦巻く世界であるということです。

この世界の意識レベルがそれなりのところに到達していれば、本来は規則も制限も要りません。
悪いことをする人など、そんなことを考える人などいないからです。

でも残念ながらそうではない、今のこの世界で、
ヒーリングやセラピーに関わる人たちこそが、まず真摯なモラルと倫理観を持ち、
人に対して真摯な態度で臨むということを当たり前のようにできるようにしていかなければならないと思います。

そのためには、ヒーラーである前に、「1人の人間として」自分の倫理観を一定以上のレベルで確立し、それを守って行かねばならないと、私は考えています。

倫理観やモラルというのは、1年や2年で身につくものではありません。
子供の頃からどういう家庭で育ち、親からどのように育ててもらったかということにも大きく影響しますが、それと同時に、魂がどのような歴史をたどってきたかということも大きく影響しています。
身につけていくためには自分の状態をよく理解しながら、真摯に取り組みつづける必要があります。

だからといって聖人君子でいなければいけないと言っているのではありません。

限定的な「良い悪い」で決められないこともたくさんありますし、
時と場合によっては、あまり良いとは言えないこともやらなければならないこともあるかもしれないのが、この世界であり、人生だと思います。
でも大事なのは、自分自身がどういう人間でありたいか、最低限守りたいモラルをどのレベルにおくかということだと思います。
いかにして、自分が身につけたものをエゴを捨てたレベルで、より善いことのために使えるかどうかということです。
自分ではそうだと思っていても実はエゴの塊であるということもあるのですから、よくよく気をつけなければなりません。

だからこそ、ヒーリングやセラピーを学ぶ学校で教えなければいけないことは、
能力開発よりも、ヒーリングスキルよりも、まず「モラル」であると、私は感じています。

そうでなければ、身につけたスキルを無意識のうちにあっという間に自分のエゴのために使うようになるからです。
しかもそれに気づかず、自分が行っていることを正当化してしまうことが出てきかねないからです。
人は皆、自分のことを騙すのがとても上手ですから。。。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

セラピストやヒーラーという職業をやっていくということは、そんなに簡単なことではないと、私は感じています。
常に自分自身と向き合い、壁を乗り越えていくだけのエネルギーが必要だからです。

妥協はできません。

なぜなら、妥協をすれば、それがそのままクライアントと向き合う自分自身に影響を与えていくからです。

もちろん「そこそこに」やって、
クライアントさんとも「そこそこに」向き合い、
「そこそこの結果を出す」ということもできるとは思いますが…(苦笑)、
私はそういうことをしたくてこの仕事をしているわけではないので、
もしかすると他のセラピストさんたちと比べても、自分に対してとても厳しい姿勢で臨んでいるのかもしれません。

でも、それができてこそ、
学んだテクニックやスキルが活きてくるでしょうし、
クライアントさんにも喜んでいただけるものを提供できるようになるのだと感じています。

そのためにも、真摯に向き合い進んで行きたいと思います。


(2013年9月初稿)


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