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【本の紹介】トルテックの教えから学ぶ「四つの約束」その4   |   TOP   |   コンフォートゾーンを突破しよう

【本の紹介】<まとめ>トルテックの教えから学ぶ「四つの約束」その5

(2022年5月 ブログ投稿)


今回はいよいよ最後の約束、4つ目の約束です。

【第4の約束―つねにベストを尽くすこと】
最後の約束は、

今までの3つの約束を本当に身についたものにするための約束です。

「ベストを尽くす」

という言葉は私たちが良く使う言葉でもありますが、

ちょっと勘違いをしている言葉でもあります。

この本では、その点が良く指摘されています。

ベストを尽くすとは、

「一番良い(ちょうどよい)」ところで行うことなのであり、

「それ以上でもそれ以下でもない」のです。

私たちのコンディションによっても、状況によっても、

「ベストな位置」は違います。


勘違いしやすいのは

「限界まで(もしくはそれ以上)頑張る」

というのが「ベスト」だと勘違いしていて、

「やりすぎ」になることです。


「それはベストではない」と、本では指摘されています。

ベストは、「ちょうどよい」加減なのであり、

ベスト以上のことをやろうとすれば必要以上のエネルギーを費やすことになって、

結局ベストではなくなります。

ここが難しいところですよね。

やりすぎれば体を害し、

やらなすぎればベストではなく、

自分に不満を抱き自己批判をする

とあります。

まさにその通りで、

頑張り屋さんは特に、「やりすぎ」ていることが多いのです。

それはもうベストではない

ということを肝に銘じないといけません。




(もちろん、

 常にベストを尽くしていますパンダ

 


本当の意味で「ベストを尽くす」ことができるようになると、

自分自身を裁くことはなくなり、

自分がかけた呪縛からも解き放たれることができます。

ベストを尽くすとは、ただ行動すること。

報償を求めてしまうのは、ベストを尽くすとは言いません。

報償を得られるとしてもそれは結果としてのものであり、

執着はしていないのが「ベストを尽くす」ということです。



逆説的ですが、

その結果として、実際には受け取るものは大きくなります。

ベストを尽くすことができれば、

心の中にいる「裁判官」が追求してきたり罪悪感を抱かせるようなことはありません。


だからこそ、

ベストを尽くすことは私たちを自由にする

のです。


ベストを尽くすことができれば、

何事も楽しめるようになり、行動できるようになり、

人生を十分に生きることができるようになります。

自分自身を表現できるようになるからです。

それは「今ここに生きること」であり、

過去の夢を流し去ることができます。

そうすれば、「今の夢」を楽しむことができるようになります。


4つ目の約束である、この「ベストを尽くす」ということは、

今まで学んだ3つの約束がうまく働くために必要なものです。

『最初の三つの約束は

 あなたがベストを尽くしたときにのみうまく働く』とあります。

いつもうまく働くわけではないが、ベストを尽くすことはできる。

それを繰り返すことでしか、私たちは前進できません。

そして4つの約束を尊重して生きる時、私たちは地獄で生きることはなくなります。


言葉を正しく使えば(第一の約束)、

なにごとも自分のこととして受け取ることがなければ(第二の約束)、

思い込みをしなければ(第三の約束)、

常にベストを尽くせば(第四の約束)、

私たちは素晴らしい人生を送ることができるし、

自分の人生を100%コントロールできるのです。

でもそのためには、

「この約束を守る」と、強い意志を持たなければならない

とミゲルさんは言っています。

簡単なようでいて、

この約束を守り続けるのはとても難しいことです。

なぜならば「障害だらけだから」です。

だからこそ、

失敗しても立ち上がり、歩み続けなければなりません。


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約束が守れなくてもまた次の日から始めればよい
自分を憐れんだりはしないこと
裁かないこと
自分の裁判官に、あなたを「犠牲者」にする喜びを与えてはいけない

(本文より抜粋)

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(今日から自由!!)

 



『トルテックの教えから学ぶ「4つの約束」』、いかがでしたでしょうか?

本にはこの後まとめと、

この4つの約束を実践するためのアプローチの方法が書いてあります。


ぜひ読んでいただけたらと思いますが、そこには


「古い合意を破ることが、自由への道」

 

と書いてあります。



私たちはありのままの自分でいる自由、

自分を表現する自由を失っているのです。

他人から受け入れられることや他人を喜ばせることばかりを

考えるように刷り込まれてしまったからです。


「自分を喜ばせよう」ということをあまりにもないがしろにしていたために、

そんなことを言われると、

なんだか我儘なことや自己中心的なことのようにさえ感じてしまうようになっています。

でもそれは、

自分自身が自由でないことに気がついていないからなのであり、

幸せな人生を生きるには、

それが何よりも大事であることに気がついていないからなのです。


だからこそ、

『自由への最初のステップは、気づきである』

とミゲルさんは言っています。

トルテックになるための3つの技(アート)とは、


1)気づきのコントロール


2)飼いならしのプロセスをいかに変え、

 そこから自由になるかの変容の記述をマスターすること
 

3)「意図」をマスターすること

 意図とは、変容のエネルギーを可能にする道の一つ

 意図とはそれ自体が生命であり、無条件の愛である

 つまり愛をマスターすること


4つの約束を守ることにただベストを尽くすことができれば、

やがてはとても容易いことになっていきます。

私たちは、自分が幸福な人生を選ぶことさえすれば、そのようになる世界に生きているのです。


選ぶのは、私たち自身なのです。



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苦しみにはまったく理由がない
たった一つ理由があるとすれば、

それはあなたが選んでいるからである
苦しむ言い訳はいろいろ見つかるが、本当の理由は見つからない

 

同じことが幸福についてもいえる
あなたが幸福であるのは、あなたがそれを選んだから

人間の運命からは逃れることはできないかもしれないが、

選ぶことはできる
自分の運命を苦しむのか楽しむのか、

愛するのか、幸福であるのか
地獄に生きるのか、天国に生きるのか

私は、天国に生きることを選ぶ
あなたは何を選ぶだろうか

(本文より抜粋)
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苦しんでいる時に言われるとちょっと厳しい言葉ですが(苦笑)、

でも本当はこの通りなのです。

 

苦しんでいる時こそ、この4つの約束を実践し続けてみましょう。

なにかが変わってくるはずです。

 

自分の人生を変えられるのは自分しかいません。

 

そして、なにも苦しい人生を選ぶ必要はなく、幸せで自由な人生を選んで良いのです。

 



ドン・ミゲル ルイス (著), Don Miguel Ruiz (原著), 

松永 太郎 (翻訳)

コスモスライブラリー

 

 

ご興味の湧いた方は、ぜひご一読を。

きっとあなたの役に立ちます。

 

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