それは宇宙からのメッセージ
※この記事は過去ブログでアップしたものを一部訂正したものです。(初稿2011年3月)
宇宙の力は、いつも私たちに「メッセージ」や「サイン」を与えてくれています。
私たちが学ぶべきことに気づけるように、
そして私たちが本当に進むべき方向に進めるように。
(それが本当は私たちが「進みたい」方向であるといえます)
日々の生活の中の、色々なところに、それは現れます。
今朝見たニュースの中に
ふと見たテレビ番組、雑誌、本の中に
誰かと話した会話の中に
などなど…
どれくらいうまく気づけるかは、私たち次第です。
残念ながら、私たちは「必要であればある程」そちらを向かないで自分をごまかしてしまう傾向にあります。
何故なのでしょうね…;
おそらく、
そちらに向かうと、自分の中にある本当は見たくないものを見なければならなくなったり、
乗り越えなければならない壁が大きくて逃げ腰になっていたりということが、
無意識下ではわかっているからなのかもしれません。
でも、結局そうやって気づかずにいつまでも逃げてしまうと、もっと大変になってしまうわけなので、早く気づけた方がダメージも少なく、スムーズに学べるはずなのですが…。
それでも、ついつい逃げてしまう。
あるいは自分の今までのやり方から抜けられなかったり。
人間というのは、そういうものなのかもしれません。
なので、せっかくのメッセージも、
気づかずに終わってしまうこともしばしばなのです。
でも、私たちのガイドさんはかなり「親切」です。
私たちが気づかなければ、
「気づいて」というメッセージを、どんどんと強くしてくれます。
諦めないで、メッセージを送り続けてくれます。
なので、無意識に「気づかないフリ」をしてしまっていたり、「気づかない」ままでいると、
その声はどんどんと大きくなり、
最終的にはどうにもそちらを向かなければならないほどのインパクトで
「何かが起こる」
ということになります。
もちろん、本当はそこまでになる前に気づける方がいいですね…。
「物事が思うようにうまくいかない時」というのも、1つの大事な、大きなメッセージです。
それは、
「そのやり方が間違っている」か、
「そこに対する考え方が間違っている」か、
「方向性が間違っている」
という事を教えてくれています。
自分が「こうしたい、こうなって欲しい」と思うことがあって、
それに向かって一生懸命やっているのにどうにもうまくいかない、という時は、
一度立ち止まって、
「そのやり方でいいのか」「その方向でいいのか」ということを考え直してみる必要があります。
もしも「そうなるべき」であれば、物事はすんなりと、まるで用意されていたかのように進んで行くはずだからです。
もしかしたら、
進もうとしている方向が、本来の自分が進むべき方向とは違うということなのかもしれません。
あるいは、
そこに対する考え方を変えて行かなければうまくいかないということかもしれません。
やり方を変えなければならないということかもしれません。
大事なのは、
そのメッセージに対していかに有効に気づき、いかに方向修正できるかどうかということなのです。
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この記事をここまで書いたのは2011年3月10日。
大震災の前日(10日)でした。
そして2011年3月11日。
未曾有の大惨事が起こり、私たちの世界は一変してしまいました。
その後事態がどんどんと悪化していく中、
私たちそれぞれが「今自分に出来ることは何か」と問うていたと思います。
私もその1人でした。
当然ですが、
私はこれを書きながら、あのような大地震を想定していたわけではありません。
もっと個人的な、私自身を含めたみんなに起こるそれぞれの小さな出来事を考えて、
それに対してのメッセージのつもりで書いていたのです。
でも、この内容は、
大震災という大きな事件にも大きく当てはまるものであったのだと感じています。
私たちは地球からのメッセージを、ないがしろにしてしまっていたのかもしれません。
本当は気づかなければいけないことに気づかずにそっぽを向いてしまっていたために、
地球全体のガイドから
大きな大きな厳しいメッセージを受け取らなければならなくなったのかもしれません。
何が起ころうとも、どういうことであろうとも、
この状況を体験することを選択して生まれて来た私たち一人一人が、
この場に「生かされている」ということがどういうことであるのかということを考えなければなりません。
だとすれば、
私たちは、地球からのメッセージに気づき、変化していかなければなりません。
大きな大きな犠牲を払ってしまうことになりましたが、その犠牲を無駄にすることなく、
この状況を乗り越えた先にある新たな世界に向けて、
私たちそれぞれが出来ることを少しずつやっていかなければならないと思います。
まずできることは、
出来る限り資源を大事にし、節約して生活することですが、
私たちの意識、エネルギーを出来る限り「これから良くなる」ための方向に捧げることが、
とても大切なことだと感じています。
私は、私たちのエネルギーやマインドがいかに強力であるかを学び、体験してきました。
「物事の流れ」は、なるべくしてその方向に動きます。
大きな大きな流れに沿っているのであれば、
避けられない出来事というものも、もちろんあり得ます。
でも、私たちが「向かいたい先」を意図し、その方向にエネルギーを集中させることで、より良い変化のための大きな力を生むことが出来るのです。
それは、個人的な出来事でも、地球規模の出来事でも、同じことです。
私のホメオパシーの先生であるDr.ロバートの奥様であり、ヒーラーでありオーラソーマの世界的なティーチャーであるガーラ・ドリエル・フラミニさんからのメッセージには、このように書かれていました。
"Do not forget that the energy of our hearts and minds is very powerful
let us use it to transform for the better for Japan! "
(私たちのハートとマインドはとてもパワフルであることを忘れないで
それを日本が良くなるための変化に対して使いましょう)
ニュースの惨状を見るあまりに、それを私が忘れかけてしまっていた時、
まさにその時に届いたメッセージでした。
今、私たちが少しでも出来ること。
それは、
私たち1人ひとりが、
生かされていることに感謝し、
この状況を乗り越えてより良い世界になっていくことに意識を向けること。
そして、自分のエネルギーとマインドをその方向に使うことが出来ることに感謝し、
祈りを捧げることだと思います。
震災から何年経とうとも、その想いを絶やさずに生きていきたいと思っています。