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相手が先に変わることはない

(2019年2月22日 ブログ投稿)



人の悩みの大半は、
対人関係の悩みだと言われています。

今日は対人関係の悩みがある時に陥りがちな状態についてのお話です。



対人関係のトラブルや悩みがあった場合、
私たちは、つい、

 

「相手がこうなってくれたら(この問題は解決できるのに)」

 

と、自分ではなくて周りが変わることを期待してしまいます。

何故なのでしょうか。


それは、

「自分ではなくて相手が原因だと思いたいから」

であり、

「自分が変わるより他人に変わってもらう方が楽だから」

です。


しかし、

相手が自分より先に変わることはありません。

なんとかそうなってくれないかなともがいてしまいますが、
もちろんうまくいきませんので、
余計にがんじがらめになってしまいます。
 

 



親子間の問題でもそれは同じです。

他の人間関係と違い、
親子関係では自立(親離れ・子離れ)の問題が絡んでくるので、
より複雑で難しい問題であるといえます。


30代40代になっても精神面で自立できず、
母親や父親との確執を抱えたままだったり、
今抱えている問題そのものが
幼少期の親子関係から派生していることも少なくありません。


今はもうすっかり大人になっているのだから、
自分の自由にやりたいことをやればいいだけなのに、

親の反応を気にしてあと一歩を踏み出せず、
親子関係がブレーキになっているケースはとても多いのです。






子どもにとって、両親、特に母親のご機嫌は死活問題です。

だからこそ、
「母親に認めてもらうこと」は
自分が安心して存在するために一番重要なものとなっていきます。

それが呪縛となってしまい、
大人になっても「母親に認めてもらえるかどうか」を基準に物事を決めていたりします。

母親に認めてもらうために自分の好きなことを諦めようとしていたり、
今の仕事をやめたいのにやめられなかったり。


幸せになることを諦めてしまっている人もいるのです。


でも、
もちろん誰でも本当は幸せになりたい。

だから、
「お母さんが私をちゃんと認めてくれれば、
私は幸せになれるのに、前に進めるのに」


と考えてしまう、ということになります。


「母親に認めてもらいたい」ということの奥にあるのは
「母親に変わってもらいたい」という思いです。


自分を認めてくれない、
自分を条件付きでしか受け入れてくれない、
自分を否定し続けた母親に対して、


「自分を認めてくれる母親」
「自分を受け入れてくれる母親」

に改心してもらいたい、


ということです。




自分が先に変わらなければならないことはわかっていても、
それによって最終的には相手が変わることを期待している場合もあります。


そうだとしたら、それは結局、
自分の変化の目的が
「相手を変えるため」になってしまっている、ということ。


これでは本末転倒ですし、
本当の意味で自分が変われることはありません。


相手が今のままでも関係なく、
自分自身がそれを問題視しない状態になり、
自立した行動を取れるようになる、
ということが本質的な変化です。



つまり、
自分自身が変わって、
お母さんの言動がどうでも良い状態になる、ということ。

その結果として、
お母さんが以前とは違う反応をするようになるかもしれません。

でも、

 

あなたが変わる前にお母さんが変わることは、
「絶対にない」
と言っても過言ではありません。



相手が先に変わることはないのです。

どんなにあなたの言い分の方に正当性があっても、です。

正しいか正しくないかは、関係がないのですから。


この世界は、
自分の根底にある意識が露呈するような出来事が繰り返し起こるだけです。



もし、

「相手に変わってもらえれば自分は変わらないで済む」

という意識があれば、

目の前にいる人は、あなたのその意識を映し出し、

「あなたが変わってくれたら私は幸せになれるのに」

という態度をあなたに向かって表現するだけなのです。




なぜこんなカラクリになっているのでしょうか?

それは、この世界は自分の意識を映し出した世界だから。

それだけの理由です。

そういう意味では、
私たちの目の前に起きていることはとてもとてもクリアーです。








「母親との問題に気づき、
少し良い関係が持てるようになったと思っていたのに、
先日は以前の自分と同じような反応をしてしまって、
まだ変われていないのかとガッカリしてしまった」


というお話をされた方がいました。


このようなパターンはよくあるケースです。
色々な気づきを経て、
自分の意識が変わった感触を得ると、
トントン拍子に変化が進むと期待してしまいます。

でも、そう簡単にはいきません。




この体験は、

「相手が自分の期待通りになることはないのだ」

ということを本当の意味で受け入れるまで繰り返されることになります。



何十年も抱えてきた問題が、
1年や2年でスッキリサッパリ、良好な関係に、
というわけにはいかないのです。

ひと山超えたら、
今度は刷り込まれた意識の奥にある
自分の「期待」が露呈する出来事が起きていきます。

何かを身につけるのには練習が必要なのと同じで、

新しい思考パターンを身につけるには、
気づいて修正して、
という繰り返しの練習が必要なのです。



でも、その課題を学びながら乗り越えていくことが私たちが自分に課した課題です。


少し前にも書きましたが、
これは、終わりのない旅なので、
まだあるのか、
と思うことの繰り返しかもしれません。


でも、そうやって少しずつ学ぶからこそ、私たちは成長していけるのだと思います。



私たちは、螺旋階段を上るように進んで行くのです。
同じような感じがしても、ちゃんと進んでいます。
気づきも早くなっているはずです。


同じようなことが起きてしまったと感じた時、

「あ~まだまだだったか~」
と、苦笑いできる(笑い飛ばせる)くらいになれると、

課題も少し余裕をもって取り組めるかもしれませんね。

 

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