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自分にYESと言ってみよう(その1)

(2020年1月 ブログ投稿)


 


昨年末の冬至以降、
「風の時代」と呼ばれる新しい時代に入ったと、
色々なところで話題になっていますね。


私は占星術には詳しくありませんが、
簡単に言うと星座と惑星の配置関係によって名付けられたものだそうです。

「グレートコンジャンクション」
と呼ばれる、
「木星と土星が20年に一度同じ星座の位置に入る」現象が、

どの星座の位置で起こるか、
ということからきています。
 

今までは「地の星座」と呼ばれる
おうし座、おとめ座、やぎ座などで起きていたこの現象が、

今年からは「風の星座」と呼ばれる
ふたご座、てんびん座、みずがめ座、
で起きる時期に入った。

これが「風の時代」と呼ばれる所以だそうです。

 
さて、そんな「風の時代」は、
今までとは全く違ったエネルギーが流れるようになるとのこと。

物質的な豊かさや安定性、成功を求めていた今までの時代(地の時代)から、

今度は

「目に見えない豊かさ、ネットワーク、心の喜び、人とのつながり」

などを重要視する世界

になっていくそうです。

 
このような「新しい時代」に私たちが溶け込んでいくためには、
やはり心の状態がとても大切になります。


今まで自分を縛りつけていた既成の固定観念を脱ぎ捨てて、
より自分自身を受け入れ軽やかになっていく

そんな態度が今まで以上に大事になっていくと思います。


まずは今の自分、そのままの自分に対して「YES」とOKにする、

という態度です。



というわけで、
前振りが長くなりましたが
今回は、「私たちが持っている癖」
についてのお話です。

より自分が軽やかになって、
うまく風に乗るためには、
今まで自分自身を縛り付けていた癖を手放していくことが大事になってきますので、
それをいくつかご紹介しましょう。






◆「現状に不満を抱く癖」◆

まずひとつ目がこちら。
私たちが日常的にやっているのがこれです。

嫌なこと、辛いことを見ては、
とにかくそれをなくそう、消し去ろう、


そうするべきだし、
そうしなければ自分は幸せにもならないし安心もできない。


そんな風に自分に言ってはいないでしょうか。

 
夫のこと、子どものこと、
職場の人間関係
仕事でうまくいかない事、、、

あるいは、体のここが痛い、あそこが辛い‥

あるいは、自分のここがイヤ、あそこがイヤ、

あの人がこんな態度だから、
こんなことを言われたから辛い…

などなど、
不満はいくらでも見つけることができます。

 
しかし、
こういうことが「不満」である場合、

これがうまくいけば、
これがなくなれば、
あの人がこういう態度を取ってくれれば、

(私はOKになるのに)

という考えに留まり続けることになります。

そして1つ何かが落ち着いても、
「次の不満」に目を向けてしまいます。
実際にはきりがありません。

もっとこうしたい、
こうなりたい、


と思うのは「向上心」だと思いがちですが、

現状に不満があることが前提になっているなら、
それは今を否定しているにすぎず、
本当の意味での「向上心」ではありません。


 現状の嫌な部分(不満)を消したいだけ、
「ないものねだり」をしているだけなのです。

つまりそれは、
自分自身に対して「No」と言っている、
ということなのです。


 

(なんでNOて言うん…?)



◆「問題をすり替えてしまう癖」◆
 よくある癖のもう一つはこちらです。


クライアントさんが
「自分の問題」として最初に訴えることのほとんどは、
「本当の問題」ではありません。


本当の問題を隠しておきたい、

見たくないがために、

別のことに対して
「これが問題なのだ、これが解決すれば私はOKになるのだ」
と訴えるのです。

これをやればやるほど
問題はそう簡単には片づかなくなります。

病気があることや、
痛かったり辛かったり、
体調が悪いのが問題だ、

と訴える人は多いですが、

なぜそこが痛い、苦しいのか?
なぜ体調が悪くなっているのか?


ということをきちんと考えられる人は少ないのです。

 

しかし、本当に考えないといけないことは、


なぜあなたは病気になって、
こんなにも辛い状態にまで自分を追い詰め、
「ここが痛い、あそこが辛い、苦しい」
と訴えているのでしょうか?


ということです。

 

問題は痛い箇所ではなく、
そちらの方なのです。


「忙しいから、疲れているから」

これも同様です。

一体なぜ、そんなに忙しいのでしょうか。

なぜそんなに疲れているのでしょうか?

たとえ忙しくても、そんなに疲弊していない人もいます。
忙しいことを楽しめている人もいます。

それなのに、

あなたは何故疲弊しているのか…?

ということです。

本当の理由は「忙しいから」ではないのです。


でも、このよう理由でとどまる事ができると、
なぜ自分がそれによって追い詰められているのか、
という本質的な問題を「見ないでいられる」のです。



私たちは

「本当のこと」を見たくありません。


「困っているところだけを(都合よく)取り除きたい」

と思ってしまっています。


だからこそ、
手っ取り早くその痛みや辛さだけを取ってくれるものを求めます。

それは薬とは限りません。
自然療法であれ、ポジティブシンキングであれ、同じことです。

 

むしろ「もっともらしいもの」を使って、うまくすり替えてしまうのです。

それで自分の思い通りになっているならばそれでも良いですが、

困っているならば、

本当に変えたいならば、

すり替えはやめなければなりません。

 

 

 

「風の時代」ということは、

うまく風に乗れるならば軽やかに進んで行けますが、

場合によっては向かい風があったり、

風に飛ばされる可能性がある、ということ。

 

より大変な状況に追い込まれてしまう可能性もあります。

 

そして塵や余計なものは風に吹かれて吹き飛ばされ、

本質があらわになっていきます。

 

つまり、

このような「ごまかし」は今まで以上に通用しなくなっていきます。

 

逃げれば逃げるほど追い詰められて苦しむことになりかねません。

 

 

これからは、勇気を出して脱却していきましょう。

 

 

(はっ(・o・;)  バレてもた…)

 

 あともう一つ、
「自分自身の価値を客観的に評価しない癖」
についてお話しようと思いますが、
長くなるのでこちらは「その2」へ続きます。




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