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自分にYESと言ってみよう(その2)

(2021年1月 ブログ投稿)


前回は
新しく始まった「風の時代」を進むために手放していける方が良い
「私たちが持っている癖」
についてお話しました。

1つは「現状に不満を抱く癖」

次に「問題をすり替えてしまう癖」


そして今日はもう1つの癖についてです。


◆「自分自身の価値を客観的に評価しようとしない癖」◆

ほとんどの人が、
自分自身を客観的に評価することができません。

簡単に言えば、

身長が160cmなのに、

180cmとか、150cmだと自分では考えている、

というような状態です。


それが過大評価であることもあれば、
過小評価であることもありますが、
いずれにしても、
自信のなさ、自己肯定感の低さが関係している癖です。

自己肯定感の低い人は、
周りから低評価を受けることを好みます。

「私なんかそんなもんでいいんです」
という態度に出ます。

一方、自己を過大評価し、大きい態度を取る人もいますが、
こちらは

「本当は自信がない」「そこまでの実力ではない」

ということがバレて、
周りからの評価が下がるのを怖れています。


どちらであっても、
客観的な視点、
ありのままを受け入れることに欠けているだけでなく、
「むしろそうなるように望んでいる」部分があります。

でも、

事実とは異なるその態度によって、
現実がおかしなことになっていくのをご存知でしょうか。



ロールプレイングゲームのようにレベルで考えてみましょう。

Aさんは戦闘レベル50です。
でも「自分はレベル20だ」と思っています。

Bさんは戦闘レベル20です。
でも「自分はレベル60だ」と思っています。

Aさんはレベル50としての戦闘能力があるわけですが、

「自分の力はレベル20だ」と思っています。

そしてBさんの発言をAさんはそのまま信じます。
Bさんが「私はレベル60だ」と言うので、

自分よりも戦闘能力に優れている人、パワーのある人だと考えます。

当然です。 

ところが。
Bさんは実際にはレベル20のパワーしかないので、
やってみるとAさんよりも戦闘能力がありません。

でも自分ではレベル60だと思っているし、

事実(レベル20である)を認めたくありません。
それがバレることをとても怖れているので、

ハッタリと態度は大きくなります。

最初はお互いの「主張」にしたがって物事は進みますが、
進めば進むほど現実が明らかになり、

「何かがおかしいぞ?」となります。

不協和音が生まれ、最終的にはトラブルが起きるかもしれません。
 
実はこういうことはあちこちで起きているのですが、
どちらかだけの問題ではないのです。


「認識が現実とずれている」

という点においてはどちらにも問題があります。

どうすればよいか、というと、

まず客観的に「ありのまま」を受け入れ、

認めることができるようになることにつきます。

 

そこに怖れがあるのであれば、

「何故客観的な事実を認めることを恐れているのか」

を見ていかなければなりません。


それが自分のためだけではなく相手のためでもあり、

全体のためでもあります。
AさんもBさんもありのままの自分を受け入れ、

事実通りの主張と行動ができていたら、

この問題は起きず、
お互いができることをやることで、物事はうまく進んだはずだからです。



(犬はネコだと思い、ネコはイヌだと思っていると…

 なんだかおかしなことになるよね)

 



多くの人がどちらかというと

「自信がないので自分を低評価する」

というところに陥っています。

褒められたり、認めてもらってもそれを受け取れず、
「いやいや、私なんか」 「自分なんて…」
と、否定する人も多いです。

これを謙遜だと勘違いしている人が多いですが、

これは謙遜ではありません。

むしろ「不遜」です


冷静に考えてみましょう。 

そもそもせっかく褒めてもらったり認めてもらったのに、
それを「ありがとうございます」と受け取ることもできないわけです。

「それくらいはできて当たり前のことだから」

と言う人がいますが、「当たり前」とは何でしょうか?


その基準は人によって全く異なるのです。

あなたが当たり前のように持っている「それ」すら持っていない人もいます。


「そんなもの」という評価しかあなたがしないものを、喉から手が出るほど欲しい人もいるのです。

そういう人があなたの発言を聞いたらどう思うのでしょうか。
 

そんな人は「全く価値がない」「だめな人」なのでしょうか…?

そんなことはないですよね。


 
もし、
「他人はそれでも良いが、私はそれではだめだ」
と言うならば、
(時々そういう人がいます)


「自分はそういう人とは違って特別なのだ」

と自ら表明しているようなものです。

それは傲慢というものですよね。
少なくとも謙遜から出てきている言葉ではありません。



(アタシ普通の台では座っていられないワ!)

 

 


自信がない人は、実はプライドが高いので、
そのレベルに見合っていない自分を認めることができないでいます。

でも、それならば、
一体自分は、「どのレベル」にいるのが「正しい」のでしょうか…?

そんなに「私」は「特別」なのでしょうか。

(誰もがみんな「特別」であり、誰もがみんな「特別ではありません」)

 
そんなに「できる」人、

「特別な人」になりたいのはなぜなのでしょうか。

それは、

「できる」ことで認めてもらえる、

褒めてもらえるという子育てをされてしまったことからくる「弊害」なのです。



実際にはどのレベルでも「良い悪い」はなく、

それぞれの個性でしかないのに、
「評価」をするからこういうことになります。

どこであれ、競う必要はないし、優劣はありません。
それぞれの位置での良さがあり、役割があります。

ただありのまま、「今の位置」を自分が認め、受け入れること。
その位置でできることをやることが、
自分のため、周りのため、そして世界のためにもなるのです。


もちろん、それがなかなか「難しい」わけなんですが…

それでもこれからの時代は、

私たちはそれを理解して受け入れていく必要があります。



(パンダなのでネコの仕事はできません)




【脱却していくために】
 
さて、
こういった癖は、実はとても重いエネルギーを持っていて、
いわゆる「古い次元でのパターン」であるといえます。

これからの時代には、私たちはここから脱却し、

考え方も行動もより軽やかになっていくことがとても大切になります。


現状の自分に満足できないのは、

「何かが足りないから」ではありません。

その1で書いた最初の癖(「現状に不満を抱く癖」)の話に戻りますが、
「何かを得られれば満足する、自分を認められる」
という条件は、きりがありません。


まず今の自分にYESと言いましょう。
そう思えていなくても言い続けるようにします。


今の自分に「OK」が出せるかどうか。
向上したいならなおさら、

まずはそこからスタートしなければなりません。

たとえ何もできていないと思っても、
向上なんかしなくても、成功なんてしていなくても、
そのままの今の自分にも評価できることはたくさんあるはずです。


もし「何かが足りない」と感じ、

それが自分の問題だと思うのであれば、

「ではどうなれば満足なのか」

と自分に訊ねてみてください。


何かの答えが浮かんできたとして、
「では、それが得られたら自分はどうなるのか?」

という問いを続けていきます。

続けていくと、やがては

最初に「これがあったら」と思っていたのとは全く別の答えが見えてくるはずです。

本当に必要なのは、欲しいのは「それ」なのです。


今回お話したような「癖」から脱却していくには、

このような「自分の本当の想い」に気づくことが第一歩になります。

そして大事なのは、

気づいたら、「修正」していくこと。
癖に気づいたら「本当はどうだったらいいのか」に意識を向ける、

それを何度でも繰り返すようにしましょう。


「自分はOKである」ということを受け入れる、

という意識をしっかりと持つようにしましょう。


あきらめずに続けることが大事です。



私たちは、本当は今すぐにでも幸せになることができます。
何かが足りなかったとしても、何かがうまく言っていなかったとしても、それは関係がありません。

でも、私たちは
「今すぐ、そのままで幸せになる」ことを拒んでしまっているのです。


『幸せになることを拒むなんてあるはずがないじゃないか』

と思うでしょうか?
でもその現象は巷に溢れかえっています。



成功することやうまく行くことに対する抵抗だったり
人生は辛いものだと思い込んでいたり
満足したり幸せになることなんてできないと思い込んでいたり。


そういう思いが、幸せになること、
満足すること、感謝することを拒んでしまっているのです。



宇宙のエネルギーは「正直」です。

オーダーされたままを返してきます。

そして「願い」の発信元が心の奥、意識の奥であればあるほど、
「オーダーの強さ」は強くなります。

いくら私達が口では
「幸せになりたい、成功したい、うまく行ってほしい」
と言ったところで、

心の奥から出ているオーダー(思い)が

違うもの(ネガティブなもの)であれば、
そちらが優先されるのです。

だからこそ、自分の抱える「想い」に注意しましょう。
 
「私は今の時点で既にOKである」

という想いからスタートする、という

「新しい癖」をつけることから始めましょう。


私たちは誰でも、それをできるようになる力を持っています。


 

 

(私は私、あなたはあなた。

 みんな違って、それでいい。)

 



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