自分の機嫌は「選択」できる
(2022年1月 ブログ投稿)
私たちは、
色々なことに対しての
『自分にとっての当たり前』がどういうものなのか、
あまり考えずに日々を過ごしてしまっています。
でも当然ながら、
あなたと私で同じなものは何一つなく、人によって全く違います。
これは『気分』もそうなのです。
『ご機嫌の度合い』とでもいいましょうか。
例えば、ご機嫌の度合いを1〜100で考えたとして、
特別な何か(嬉しいことや嫌なこと)がない状態で、
普段のあなたはどのレベルにいるのでしょうか?
50の人もいれば、80の人もいます。
あるいは20や30の人もいるでしょう。
あなたが今思い浮かべたその数値が、あなたの「デフォルト」であり、
今のあなたのすべてを支配しています。
そうだとしたら、あなたはその数値でいたいでしょうか?
色で考えてみても良いと思います。
あなたの今日の気分は何色ですか?
ピンク?オレンジ?
グリーン?
あるいは灰色?茶色?黒?…(^_^;)
その色の空気が、あなたをすっぽり囲んでいて、
そして今日のあなたの周りにはずっとその色の空気が漂って、あなたのベースを作るのだとしたら、
あなたはその色で良いですか…?
今日のご機嫌度がいくつであろうと、
気分が何色であろうと、
それはあなたが選択しています。
誰かに指示されたものではありません。
何かのせい(昨日あった嫌なこと)でそうなった、
のではありません。
昨日嫌なことがあった、
ずっと悩みを抱えている、
仕事に行きたくない、
欲しい現実が手に入らない、
だから私の心は灰色なんだ、
という展開を、私たちは当たり前のように思ってしまっていますが、
本当はそうではありません。
「それでも楽しい」人、
「それでもご機嫌」な人も、
当然ですが存在しています。
「外側で起きている出来事」と
あなたがもし、自分の現状に不満があったり、
毎日が辛かったり、
暗い気分を抱えて鬱々としているのであれば、
まずあなたの
『デフォルトの気分』を底上げしていく必要があります。
意図的に、纏う色(気分)を選択する、
という癖をつけなければなりません。
暗い色や低いご機嫌を選択する癖が沁みついてしまっているからです。
それは明確に、強い意志を持ってやる必要があります。
私たちは「当たり前」だと思っていることについては、
「それが普通」だと思い込んでいて、
なかなか客観視することができません。
でもそれは、「当たり前」ではないのかもしれないし、
「普通」ではないのかもしれないのです。
鬱々とした気分をずっと抱えていると、「それが普通」になってしまいますが、
そこから抜け出したいならば、「普通の位置」を変える必要があります。
残念ながら勝手に持ち上がってくれるようにはなりませんし、誰かや何かがやってくれるわけではありません。
例えばお酒や薬で気分が一時的に良くなっても、
本来の自分の状態が変わっていないからこそ、それが切れたらもとに戻ってしまうのです。
だからこそ、そこには「訓練」が必要です。
なんとなく今までと同じつまらない気分を選択し続けてしまうのではなく、
ずっと抱えている鬱々とした気分を今日もまた選択するのではなく、
意図的に、
楽しい気分、ご機嫌な気分を選択していくことで、
「そちらを選択する癖」をつけていきます。
あなたの普段の「ご機嫌度」が、30だったなら、
まずは意図的に40や50でいられるように過ごしてみる、ということ。(急に80までは上げられません)
続けていけば、やがてはそれが普通になり、意図しなくてもそこにいられるようになり、
さらにもっと上のご機嫌モードを選択できるようになれます。
(気分が良くなる色を選択しよう)
当然ですが、
波動が低い状態より高い状態の方が良いし、
楽しい気分明るい気分の方が良いし、
機嫌が悪いより良い方が良い
ですよね?
「いや、私は暗い気分、殺伐とした気分の方が良いんだ!」
という方はここを読む必要はないので(笑)、もちろんそれで構いません。
でも、ここで悩んでいる方々は、
それが嫌だからこそ悩んでいるわけなので、
良い波動、良い気分、良い機嫌の方がいいはずですよね。
しかし、多くの場合、
自分の置かれている状況が辛いから
やっていることが楽しくないから
欲しい環境や人間関係を得られていないから
↓
だから私の気分は落ちてしまっているのだ、
と理由付けして、
外側の状況が変われば、
自分の機嫌や状態は上がるのだ
と思い込んでいます。
しかし、
この思考そのものが幻想である、
ということに気づかなければなりません。
本当は「その場から離れる」ことが一番大事なことですが、
そうはいっても、
環境は急には変わらないし、変えられないのかもしれません。
そうだとしたらなおさら、
同じことをやるなら、
同じところで過ごすなら、
暗い気分でいるより
良い気分でいる方がまだマシなのではないでしょうか?
現実に起こったことの結果で流れ出てくる自分の気分を受け取るのではなく、
最初に気分を選択しましょう。
それができるようになると、普段身にまとうエネルギーのレベルが上がります。
その結果として、
今よりもより良い状態でいられるようになり、
良いエネルギーでいるからこそ嫌なことや辛いことも起きにくくなり、
たとえ今までと同じようなネガティブな出来事が起きたとしても、
今までと同じように落ち込み続けたり、
その状況が続くことはなくなっていきます。
朝起きた時、まだ何も起きていない時点で、
まず自分の気分のレベル、色を選択してください。
それは、
私たち全員が毎日、自由に選ぶことができます。
誰もあなたに「あなたは暗い色を選びなさい」とは言っていないのです。
誰かが言っているのだとしたら
それはあなたが自分であなたに言って、暗示をかけ続けているだけです。
「私は暗い気分でい続けなければならないし、 世界とはそういうものだ」 と。
そのパターンを今すぐ終わりにする、
という意志を持ってください。
「本当は暗い気分なのに」と思っても、まずは「明るい気分でいる」と「選択」します。
ハッタリは、続けていればやがてそれが真実になります。
だから最初は「ハッタリ」でもいいのです。
自分が呼吸する空気の色が明るい色になり、
ご機嫌度が上がれば、
体に取り込むエネルギーの質が上がり、自ずと波動が上がり、巡り巡って病気も良くなります。
そしてあなたの世界は以前とは全く違ったものになります。
そのエネルギーは、自分の家族、コミュニティに広がっていき、影響を及ぼします。
最終的には地球の波動にも影響を与えることになるのです。
誰かや何かを変えたいと思うなら、
まずは自分がご機嫌良く、良い波動の状態になること。
それが一番の近道であり、一番重要なことなのです。
そうだとしたら、
あなたは自分のご機嫌を上げるために何をしますか…?
ぜひ、今日からは
「何も起きていない時のご機嫌」を意識してみてください。
そして
そのご機嫌を少しでも上げて、
上がっている状態を維持するためにできること
をやってみましょう。
あなたと私と、地球のために。