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期待と希望の違い

 (2021年5月 ブログ投稿)



私たちは自ら行動するよりも、
つい他人や外側の状況に期待をしてしまいます。
 
しかし、
期待しているだけでは
自分の望んでいるものを手にすることはできません。
 
 
今回は
「期待」と「希望」の違い
についてお話しようと思います。
 
 
  (……?)  (難しくないよ(笑))
 
 
 
 
人は、困った問題があると何かや誰かに頼りたくなります。
 
それはそれでいいのです。
むしろ本当に困った時には、
誰もが自分だけでは解決できませんから、当然のことです。
 
でも、最終的に解決するのは自分自身であり、
なにか良さそうなアイテムがあったからといって、
それが魔法のように問題を消し去り、
全てを変えてくれるというわけではありません。
 
自分自身がそれを使って取り組まなければ、ある程度以上の結果は出てきません。
 
実はこれが一番肝心なところなのですが…、
 
実際には外側(誰かや何か)に期待するばかりで、
自分ではやらない、
やろうとせず、
 
それでも、「望み」だけは主張してしまう、
 
というのが、陥りがちな現象です。
 
 
やるべきことをやってないのにそれは横に置いて、
 
結果だけは欲しい
 
というのは、
残念ながら、まかり通りません。
 
客観的に考えたら、わかるかなとは思います。
 
 
 
 
 
ホメオパシーやヒーリングに期待しすぎてしまう、
という現象も時々目にします。
 
例えば、
 
レメディで人生が変わると思っていたけど、思うように変わらない
 
とか
 
何年も患っている病気を治したいが、なかなか良くならない
 
とか。
 
 
実際には、ゴールまでは進めていなくても、
こちらから見ていると、変化はたくさんあるのです。
 
もともとの状態と、取り組んでいる期間(時間)を考えたら、
十分すぎるほどに進歩していても、
 
期待が大きいと、
ゴールばかりを眺めては、
「(そこに行けてないから)変わっていない」
と感じてしまいます。
 
プロセスとして
「変化している途中」
であることを認めることができません。
 
「私が期待していたのはこんなんじゃない、
もっと変わってくれないと(変化を)認められない」
 
ということなのですが、
 
これはゼロか100か、みたいなことになってしまっています。
 
モチベーションという観点から見ても、
もったいない話ですよね。
 
 
当然ですが、
ホメオパシーやヒーリングを受ければ全ての問題が解決する、、、
わけではありません。
 
ホメオパシーでも、ヒーリングでも、
それを受けたら自動的に環境も自分の状態も「期待通り」になる、
と思っているなら、
それは過大な期待であると言わざるを得ません。
 
これらは「助け」になるだけであり、
魔法ではないのです。
 
もちろん、非常に助けになる、良いツールです。
他のツールでは助けにならなかった部分も助けてくれるでしょう。
 
でも、
自分が進もう、変わろうと意識し、
そのために必要なアクション(行動)を起こすのでなければ力を発揮しませんし、
進めるスピードはその人の状態に大きく関係します。
 
 
もし「アクションを起こす」エネルギー自体がないのならば、
エネルギーを上げることが先になります。
 
外側の変化はすぐには起こせません。
 
ゴールまであと1kmなのか、
10kmなのか、
100kmなのか。
 
それによっても、
変化のプロセスは違います。
 
 
エネルギーがないのに、
ゴールまで自動的に押し流してもらえるわけはありません。
そんなことになってしまったら
変化した先の状況に自分が対応できないので、
 
エネルギーが足らない場合は
エネルギーを上げては少し進み、
また立ち止まってエネルギーを上げて、少し進み、
ということの繰り返しになります。
 
ゴールから遠く離れてしまっているなら、
そんなにすぐにゴールが見えるところまでたどり着けるはずがないのです。
 
つまり、
 
自分の状態を客観的に見極められない、
 
というのも、病態の一つに入ります。
 
まずは
「自分の位置(状態)」を見極められるようになることが先であり、
変化はそこからようやく始まるのです。
 
 
(時には俯瞰も必要だよね。全体を眺めてみよう)
 
 
 
 
ある程度のところまでは進んだけれど、そこで停滞している、
 
という場合は、
潜在意識の中でブレーキをかけている可能性があります。
 
ブレーキをかけているのは自分自身であり、
他の誰かや何かではありません。
(まるでそんな風に見えたとしても、です)
 
つまり、
助けになる良いツールがあったとしても、
それを使ってどこまで変化するか、どれくらいのスピードで進むかは
自分次第になります。
 
思うように変化していないならば、
「それが事実」です。
 
「そんなことはない、
私はこんなに変わりたいんだから、ブレーキなんか踏んでいないもん!」
 
と、頑なにならないでください(^^;)
 
「そうかもしれない」
と思えない時点で、
抵抗が起きているのですから、
ある意味「図星」なのです。
 
 
落ち着いて、一旦、
「起きている事実」を
そのまま受け止めてみましょう。
 
そして
なぜ変化を引き起こせないのか?
なにがブレーキになっているのか?
 
ということを考えてみる必要があります。
 
 
期待しているだけではその期待に見合う変化は起きません。
 
能動的な態度ではないからです。
 
 
そう、
「期待している」というのは受動的な態度なのです。
 
受け身であり、
自らはアクションを起こしていません。
 
「欲しい現実」があるのなら、
期待を希望に変えていく必要があるのですが、
私たちはつい、期待をして、待ってしまうのです。
 
その方が楽だからです。
 
期待ではなく、希望を持つと、
その希望を叶えようとして、
建設的なアクションを自分で引き起こすことができます。
 
もちろん、
それ(自ら行動すること)が嫌ならば、
変化はしないし、
 
変化しないなら、
「どこかにそれを望まない自分がいる」
ということなので、、、
 
「今はまだそうなんだなぁ」
と、まずはわかってあげることが大切です。
 
散歩に行きたくないワンちゃんと同じですよね。
無理にひっぱれば、余計に抵抗します。
しまいには
「絶対に動かないぞ🐶」
なんてことにもなりかねません。
 
「思うように進まない」時は、自分で自分に対してそれをしている、
ということに気づき、まずはリラックスしましょう。
 
そして
期待をしているだけでは
自分が求めているものを得られることはないのだ、
 
ということを理解して、
 
「希望を持って自分から行動する」
ことを意識していきましょう。
 
 
(大丈夫、やればできる!!)
 
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