病気は「生体エネルギーの調和」が乱れた結果
(2020年5月 ブログ投稿)
症状や病気は、
生体エネルギーの調和の乱れが具現化されたものです。
その調和の乱れを整えることでしか、
本当の意味での治癒は起きません。
そのため、
人はなぜ病気になるのか
体に現れる症状とはなんなのか
ということを根本的に考え、
本質的な原因を探り、そこに取り組んでいく
ということをやっています。
そしてホメオパシーのレメディは、
エネルギーの乱れを整えていくのに、非常に役に立ちます。
だから私は、
ホメオパシーのカウンセリングをメインメニューにしています。
もちろん、本当の意味で良くなるには、
ただレメディを摂れば良いというわけではありません。
どんな療法であれ、
出てきたもの(困ったもの)をただ消すことを目的にしているのであれば、
それは本当の解決になっていないからです。
そのため、
クライアントさんには
「ホメオパシーの理論を理解してもらうこと」を念頭に置いています。
・体と心は繋がっていること
・心の状態が健康にならないと最終的には体の問題は解決しないこと
・病気にはプロセスがあること
その理解なくして、治癒は進まないからです。
そして、
「病気に対する見方(視点)」への理解
を深めていけるようにしています。
・病気はどこから生じたのか?
・病気や症状は自分自身に何を伝えようとしているのか?
・自分が見つめずに影(病気)として追いやったものは何だったのか?
それをクリアにできるなら、
病気だけでなく自分自身への理解が進むからです。
ホメオパシーを知るということは、
自分自身への理解を深めることでもあります。
私が、セラピストとしての勉強を始める前から感じていたこと。
・病気は移動する
・体に現れた病気は「結果」でしかない、だからその原因が変われば病気は変化する
これは息子の病気や自分自身の病気を通じて見てきた「事実」であり、
誰かに「そんなことはない」と言われても、
「絶対にそうだ」という確信がありました。
「これを本当の意味で解決する方法はないのか?」
とずっと考えていました。
でも、息子をどの病院に連れて行っても、
専門分野を別々に診てもらえるだけで
「病気そのもの」の根本解決法を教えてはくれませんでした。
そして「病気の移動」は繰り返されていました。
そんな中、ホメオパシーを知りました。
私が学んだ先生の授業は、
私が感じていた疑問について、すべてクリアーに説明してくれるものでした。
私がもともと感じていたことを理論的に体系化しているものだったからこそ、
私はホメオパシーに興味を持ったのです。
そして、
そういった理論を本質的に論じているのがこちらの本
『病気が教えてくれる、病気の治し方』
これは昔からお勧めしている本なのですが、
何らかの病気や症状で困っている方
セラピストやヒーラーさんたち
には、
特に必読していただきたい本です。
この本を読むと、
「病気の原因についての視点」が身につきます。
そして、
私たちは本当は何も隠せない、
(隠しているものは病気や症状として表現する)
ということがよくわかります。
ただ、こういう理論を知ってしまうと、
自分のこともバレバレになってしまう。
だからこそ、こういう真実はなかなか受け入れられないのです。
私たちは、
「本当はどういう意識を持っているのか」
については、バレたくないからこそ、
症状(病気)として表現していたから、です。
隠していると思っていたものが実は症状と病気でバレバレだった、
となれば、
冷静ではいられなくなる人がたくさんいます。
それでも。
この本に書いてあるようなことが
「当たり前の認識」
になってくれる世界になったらいいな
というのが私の願いです。
病気を「自分の成長のための道具」として、有意義に活用できるからです。
この本は、前半と後半に分かれています。
前半は理論、
後半は症状の意味合いを紐解く解説、
となっています。
後半は症状別に解説していて、読んでいても楽しい内容です。
ふむふむなるほど、と、比較的わかりやすいので、
ついそちらばかりに興味が行きがちですが、
本当に大事なのは前半です。
前半は症状を理解するための視点を理論的に書いてある上に、
哲学的視点もかなり含まれているため、
少し難しい内容ですが、
しっかり読むことができれば、
世界は自分の鏡であることや
すべての事象が自分を投影していることなどについての理解を得られるはずです。
この本に書いてある理論と
私が学んだホメオパシーの本質的な理論は、根本的に同じなので、
ホメオパシーへの理解も深まると思います。
【参考記事】
『病の意味』
https://angeltouch-healing.jp/healthcare/article/%E7%97%85%E3%81%AE%E6%84%8F%E5%91%B3